~お知らせ~


「共存と共生」という記事を書きました。


「共存」と「共生」という言葉は、まったく別の概念だと思われることもあれば、同じような意味として使われることもあります。

ワイルドディアイニシアチブ(WDI)では、「シカとの平和共存を目指して」というスローガンを掲げています。あえて「共存」に「平和」という言葉を添えている理由は、「共存」という言葉そのものに、野生動物への配慮が自動的に含まれているわけではないからです。

共存と共生は対立させるものではなく、地続きの概念であるとわたしは考えています。

ご一読いただけますと幸いです。

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◆南アルプスで撮影された「約500頭のシカの大群」の

動画が、SNS上で大きな話題となっています。


あまりにも多くの方が反応されているのを見て、シカたちに関する誤解を少しでも解ければと思い、今回の記事を書きました。

お時間のある際に、ご一読いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

 

記事の詳細は、以下からご覧いただけます。

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ようこそ!

シカという住人への理解を深める場へ


個々のシカたちは、 独自の生を歩む主体的な存在です 。

 個々のシカたちは、「sentient beings 感覚を持った生き物 」*であり、

 単なる野生動物の一種ではありません。


種と個としてのかれらを尊重すること。 

それは、科学をより深くし、平和共存への道標となり、

 異なる動物種との共生を育てることにもつながります。 


知ることは、守ること、そしてこの地球で共に生きること。 

これからの野生動物との平和的な関係性を、ここから一緒に描き出していきませんか。


*個々の動物たちは、痛みや恐怖、よろこびや満足などの感情の経験だけでなく、知覚、理性、思考の能力を持っているということを意味します。

ー野生動物たちへ思いやりと配慮をー


思いやりの時代へ

マーク・ベコフ博士と考える動物との共存



The Animals' Agenda をもとに、「アニマル・ウェルビーイング」や、

「思いやりのある保全(Compassionate Conservation) 」の考え方を紹介。

人間と動物が共に生きる「思いやりの新時代」に向けた

ヒントが詰まった内容です。

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Defender Radio インタビュー(2017年5月17日)

「マークベコフ博士と思いやりの時代の始まり」

翻訳:屋形麻紀子 監修:川上さとえ(PONOPONO)


 「思いやりある保全、感覚意識、人格性」

ー保全努力は、殺しではなく思いやりに主導されなくてはならないー

著者 マーク・ベコフ 翻訳 井上太一

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野生動物との平和共存とは

「共存」と「共生」、これらは言葉の響きがとても似ていますが、「互いにどう関わっているか」の距離感や深さにおいて違いがあります。これらは対立する概念ではなく、「共存」から始まり、より深い関係性としての「共生」へ育っていくという捉え方もできます。


WDIの考える「野生動物との共存」とは、

 野生動物たちの存在自体を理解し、種や個々の動物たちの生き方を尊重し、

 地球上の空間を共有しながら共に生きる(共生する)ということです。


これは、それぞれの種や個々の動物たちの主体性を尊重し、

 種の繁栄を阻害しない、野生動物を含む自然環境との調和を意味します。


私が支持している自然環境保護、「思いやりのある保全(Compassionate Conservation)」の研究者たちは、明確に定義された概念とは言えないとしつつも、共存のあり方について、以下のように述べており、この共存の考え方も私は支持しています。


「共存とは、単に人間の欲求を妨げない限り他の生命を容認することではありません。むしろ、人間以外の生命の主体性を、私たち自身の主体性と並行して抑制しつつも、同時にその主体性を可能にすることです。それは、野生の生命を、私たちの社会と生態系の共同体の本質的な一部とみなすことです。私たちは両方に対して義務を負っているため、人間の幸福だけでなく、他の動物の幸福も促進するために、賢明に積極的に行動する必要があります。」